現在ブログ引っ越し中!!
こんにちは!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。
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【現在ブログ引っ越し中!!】
現在、前ブログから過去の記事をリライト(書き直し)して今ご覧頂いている当サイトに引っ越し中でございます。前ブログには過去4年に渡って発信していた体作りの内容が掲載されていますので、もっとご覧になりたい方はこちらもご覧ください!
前ブログはコチラ→kinari ONLINE STUDIO(HP)
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現在1日1本を目標に過去の記事をリライトして発信をしております!今回でブログ引っ越し後4本目の記事、前ブログで書いた記事の中から
「生きているだけで痩せる体になるのは」
というテーマをリライトして更新していきます。早速行きましょう!
「マイナスの状態」で筋トレしてない?筋トレを効果的にする「コンディショニング」とは?
骨盤の歪みや姿勢の悪さは筋トレには悪影響って知ってる?
さてさて、僕はトレーナーとして日々お客様より体の様々な悩みを聞きます。で、意外とご来店下さる多くの方に
「パーソナルトレーニングって何をするところかご存知ですか??」
と質問をすると、多くの方が
「筋トレして、食事制限」
という回答が返ってきます。
はい。間違っていません。
昨日書いた記事、ご覧頂けたでしょうか?「筋トレをすることがランニングなどの有酸素運動をするよりもなぜ楽なのか」ということを解説している記事です。昨日の記事はコチラ→「走って痩せる?それとも、「生きているだけで痩せる体」を手に入れる?」
ですが、水を差すようでアレですが、せっかくキツイ思いをしてトレーニングをしても、もしかしたらそのトレーニングはあまり効いていないかもしれない、というのが本日の記事の内容でございます。
例えば、ちょっと下記の「あるある体の悩み」をご覧ください。↓
骨盤が歪んでいる
背骨が曲がっている(姿勢が悪い)
下っ腹が出てる
首が前に出ている
外反母趾や偏平足
O脚・X脚
などなど。
こういった症状が出ている方はちょっと注意が必要です。
上記のような状態は、当たり前ですが正常な状態かと言われるとそうではありません。ですので、本来の筋トレの効果を出せていない可能性があります。(というか高いです)
さらに、効果が出ないならまだしも、さらに症状が悪化する可能性すらあります。
例えばですよ、超簡単な例を出せば、エンジンの調子の悪い車が本来の力を発揮できるかというとそうじゃないですよね。しかも、そのまま走ってると壊れる可能性があるっていう。もうそのまま人体にも同じようなことが起きるわけです。
原因は決して一つではないし、むしろ特定の原因だけを追究する姿勢は僕個人としては危険だと思いますが、多くの場合は筋肉や筋膜といった組織にインバランス(バランスが悪い)が起きていることが原因だったりします。
筋肉のバランスが崩れると、本来の筋力が発揮できない
例えば、いわゆる「骨盤が歪んでいる」と言われる骨盤の前傾(前に傾いている)や後傾(後ろに傾いている)の原因の一つとして、この筋肉のインバランスは当てはまる人のほとんどの人が該当します。
この骨盤の前傾と後傾がどういった筋肉のインバランスで発生しているのかを文章のみで説明するとめちゃくちゃややこしくなりそうですが、本記事は骨盤のバランスを整えるための記事ではないので簡潔にまとめます。
骨盤には多くの筋肉が付着していますが、分かりやすいもので言えば、腹筋や脊柱起立筋(いわゆる背筋)、大腿四頭筋や大臀筋、腸腰筋・・・と一般的に考えられている筋肉の数よりもかなり多くの筋肉が骨盤には付着しています。
で、腹筋と脊柱起立筋の二つは「主働筋」「拮抗筋」という関係にあります。(こういうのを主働拮抗関係といいます)
主働拮抗関係というのは、例えばダンベルを持って肘を曲げるダンベルカールという筋トレがあります。たくましい体を作りたい男性にはポピュラーなトレーニングですが、女性にとってはイメージはついても実際にやったことが無いという方も多いかもしれませんね。
このダンベルカールという筋トレをしているとき、筋肉がどういう働きをしているのかというと、メインターゲットとなる筋肉は上腕二頭筋(いわゆる力こぶの部分)が主働筋、この主働筋として働いている一方で、逆側の上腕三頭筋(いわゆる二の腕のタプタプの部分)は力が抜けています。これを拮抗筋といいます。
要は、どこかの筋肉が力を発揮しているときには、どこか別の筋肉は逆に力が抜けると考えて下さい。
多くの人は体のどこかの部分でこの主働・拮抗のバランスが崩れています。このバランスが崩れると、筋トレを一生懸命しても中々思ったような効果が得られないことになります。
イメージ出来る人はイメージして欲しいのですが、肘を曲げるときに主に働くのは上腕二頭筋(力こぶ)、このときは上記で説明した通り逆側の上腕三頭筋(二の腕のタプタプ)は本来力が緩んで逆に伸びないといけない。
でも、このときに上腕三頭筋が固くなってうまく伸びてくれないと、肘を曲げようとしたときに動きが制御されてしまうわけですね。その結果、
「筋肉の本来の機能が働いていない」
という状態になります。
で、それだとせっかく頑張って筋トレしたのに、本来得られる効果よりも少ないよって言われたら悲しくないですか??
そこで登場するのが「コンディショニング」という技術なんですね。
身体を「ゼロ」の状態に戻す。それがコンディショニング
じゃあコンディショニングって実際どんなことをやってるんだ!
っていう話になると思うんですけど、
コンディショニングと呼ばれる手法には
ストレッチ
タッピング
PNF(固有受容性神経筋促通法)
関節モビライゼーション
筋膜リリース
などなど、上記が全部ではありませんが、こういった手技がありますし、ストレッチなんかは皆さんもご存知でしょうし、ご自身で実施が可能です。
で、これらの手技を使って筋肉のや神経に働きかけてインバランスを元に戻し、「ゼロ」の状態、つまり正常な状態にすることを「コンディショニング」といいます。
コンディショニングは僕もよくお客様に気づいた時で実施しますが、まだまだ一般化していませんね。でも、本来はこういった技術というのはトレーナーの必須スキルの一つで、逆にコンディショニングが出来ないで、そのままの状態でトレーニングをしても思ったような効果が得られないっていうのはちょっと変ですよね。
まぁ、なのでちゃんと知識を持ったトレーナーほど、まず体のどこに問題があるのかを明確化するためには各部分をしっかりとチェックして問題を特定していき(評価)、その部分にコンディショニングをかけ、その上でトレーニングを実施するわけです。
なので、トレーナーの力量っていうのは一般の方はよく分からないのが当たり前のことですが、初回カウンセリングの際にただトレーニングをするだけで、あまり体を見ていない(評価をしていない)場合、ちょっと注意が必要かもしれません。
自分でコンディショニングをするなら「ストレッチ」
で、ここまで読んで頂くと、
なるほど、コンディショニングっていうのは大事なんだな・・・
というのは伝わったかと思うのですが、
「パーソナルトレーニングに行かないとコンディショニングって出来ないの?」
と思われた方もいらっしゃると思います。もちろん、中には自分以外の誰かに手伝ってもらわないと出来ないものもありますが、自分で出来るコンディショニングもあります。その代表例が
ストレッチ
です。ストレッチと聞くと、運動前の準備運動や運動後のクールダウンのようなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?それではちょっともったいないわけです。
ストレッチをただの準備運動ではなく、「コンディショニング」として活用して欲しいわけです。
じゃあ、トレーニングをさらに効果的にするためのストレッチって一体どうやるのかという話になりますが、一番簡単な方法をお伝えします。それが、
これから鍛えようとしている筋肉の裏側の筋肉を伸ばす
ということです。基本的に筋トレをするっていうのは、筋肉を「収縮」させることで鍛えます。先ほど「主働・拮抗関係」という話をしましたが、どこかの筋肉が「収縮」したということは、どこか別のどこかの筋肉が「伸張」したということになります。例えば、
腹筋なら脊柱起立筋(背中)
上腕二頭筋なら上腕三頭筋
大腿四頭筋ならハムストリング
みたいなことになります。ただちょっとこのへんは少しだけ学習が必要かもしれませんが、このへんはちゃんと勉強しているトレーナーであればキチンと答えられるかと思いますので、質問するも良し!Google先生に聞いてみるも良し!
というわけで、普段なんとなくやっているストレッチも、狙いを持って実施すると全然違ったものになる(コンディショニング)になるという話です。
本日はここまで!ではでは。
studio kinari ミナミ