現在ブログ引っ越し中!!
こんにちは!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。
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【現在ブログ引っ越し中!!】
現在、前ブログから過去の記事をリライト(書き直し)して今ご覧頂いている当サイトに引っ越し中でございます。前ブログには過去4年に渡って発信していた体作りの内容が掲載されていますので、もっとご覧になりたい方はこちらもご覧ください!
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さて、1日1本を目標に現在過去の記事をリライトして発信をしております!今回でブログ引っ越し後8本目の記事、前ブログで書いた記事の中から
「猫背を直すために「背中」を意識する、は本当??」
というテーマをリライトして更新していきます。早速行きましょう!
猫背を直すために「背中」を意識する、は本当??
猫背を直すために「背中」はあくまで一原因
猫背を直したい!!
というお客様は当スタジオにも多いのですが、そういった方々が口をそろえて仰ることの一つに、
猫背だから背中を鍛えないと・・・
という言葉があります。これは、間違ってないけど、これだけじゃない、というのが結論であります。
いいですか、猫背に限らず姿勢というのは別のところに原因があることがほとんどです。そして、その中でも多い「骨盤からくる猫背」について今回は解説をしていきたいと思います。
猫背を直すために骨盤??
猫背を直すために骨盤??
と思われた方も多いかと思います。そういった方のために、まずはこちらの画像をご覧頂きましょう↓

はい、こちら脊柱の画像でございます。
皆さんが一般的に「背骨」とよんでいるものは正式には「脊柱(せきちゅう)」といいますが、先ほどのように「猫背になってるよ」と声をかけられるとこの脊柱をどうにかして直そうとする方が多いのではないかと思います。(特に胸椎)
ですが、こちらの画像をご覧頂いたら気づいて欲しいんですね。
脊柱は骨盤に繋がっている
ということに。もっと別の言い方をすると、
脊柱は骨盤から始まっている
という言い方もすることができます。ですので、骨盤が歪んでいると、その上に乗っかっている脊柱も歪んでしまい、その結果猫背の原因になるという流れを引き起こします。
だから、姿勢を見るときにはまず脊柱の土台である骨盤から見る必要があるわけです。
例えば、骨盤が後傾していると猫背になる
というわけでまずは一例を。猫背の一つの原因として「骨盤の後傾」が挙げられます。
骨盤が後ろに倒れていると猫背になる
ということにまだピンと来ていない方も多いかと思いますので、次にこちらの画像をご覧ください。
パッと見た感じで、「骨盤が後傾すると背骨が曲がる」というのはお分かりになるかと思います。こういう、体のどこかが歪むと、連動して別の部分まで影響が出ることを
運動連鎖
といいます。まぁ、人間の体は上から下までつながっているので当たり前といえば当たり前ですが、多くの人は体のどこかに不具合があると、そこだけを見ようとしてしまうわけですね。ですので、
体のどこかに不具合が出たときには、別の部分を疑う
というのはちょっと頭に入れておくといいかと思います。ちょっと横道に逸れたので話を元に戻します。
脊柱はまず、三つの部分に分けることが出来ます。頸椎(首)・胸椎(胸)・腰椎(腰)の三つで、それぞれ7個・12個・5個の骨で構成されています。そしてこれらは「前弯」「後弯」「前弯」要するに、
首・・前に傾いている
胸椎・・後ろに傾いている
腰椎・・前に傾いている
という順番に必ずなっています。この土台となっているのが、「骨盤」です。
骨盤が後傾(後ろに倒れる)と、猫背の最大の原因になる胸椎の後弯がさらに後弯して猫背になるわけですね。
骨盤を直すためには筋肉を鍛える
骨格を支えているのは「筋肉」
さて、骨盤が後傾(後ろに傾いている人)はどうすれば直すことが出来るのか?まずはこちらの骨格を見てみましょう。
いわゆる骨格模型の画像です。皆さんこういった模型が人の形をしているのは当たり前だと思っているかと思うのですが、このような模型が人の形をしていられるのは、骨を固定する金具がついているからです。
でも、当然のことながら人体にはこのような金具は付いていません。では、人体においてこの金具の役割をしているものはなんでしょうか?
そうです、筋肉です。
筋肉が骨を支えているからこそ、人は人の形を保っていられるわけです。
骨盤についてる筋肉を意識する
さて、次にこちらの画像をご覧ください↓
骨盤についている筋肉を示した画像になります。もしご自身で骨盤から来る猫背を直したいのであれば骨盤に付着する筋肉を覚える必要がありますが、まずここで分かって欲しいのは
骨盤にはめちゃくちゃ色んな筋肉がついている
ということであります。そもそも、「骨盤が歪む」とは、この骨盤についている筋肉のバランスが原因で歪んでいることがとても多いのです。
この話の流れが分かっている方は考えが及んでいるかもしれませんが、そうです。この骨盤の歪みも別の部分から来ている可能性すらあるわけです。
とはいえ、それを言い出すとキリがないので詳しくは僕のような専門家のところで一度見てもらったほうが早いのですが、骨盤周りにだけフォーカスすると
骨盤についている筋肉の一部が収縮しているところもあれば、力が入らずに伸びてしまっているところもあり、このバランスで骨盤が前傾(前に傾いている)か後傾(後ろに傾いている)のが決まります。
直すための考え方をご紹介
□大臀筋(お尻で一番大きい筋肉)
です。この大臀筋が強く収縮(緊張)すると、骨盤が後ろに引っ張られてしまい、後傾してしまう。というこういうことが起きたりするわけです。
なので、僕のようなトレーナーがこういった判断をしたときにどういうアドバイスをするかというと
「大臀筋のストレッチ」
ということになるわけです。強く収縮しているので、その緊張を緩めてあげるということです。ポイントはですね、
アドバイス単体で見ると簡単だけど、その原因を探るには全身を見る必要がある
ということです。ですので、
「なぜ自分の身体が今こうなっているのか」
が分かれば、その対処は実は自分で出来たりするわけですが、その問題を探るのは専門家に任せた方がいいかもしれません。付け加えると、そこに「筋トレ」の要素が入るのであれば、これはこれで相談した方がいいかもしれませんね。
最後にもう一つだけ。骨盤の後傾が問題となっている方の多くは、日常生活の座り方が原因となっていることもかなり多いです。
椅子に座るときに、本来であれば深く腰をかければいいものを浅く腰をかける人も骨盤が後傾しやすくなります。ですので、椅子に腰かけるときは骨盤を立てて深く座ることをおススメします。
というわけで、今回はここまで!!今回は猫背は背中だけの問題じゃない、というテーマでお送りしていきましたが、少しでもお役に立てれば幸いです!
ではまた次回に、ではでは。
studio kinari ミナミ