• トップ
  • ブログ記事
  • 食事制限なんて絶対無理!という人でもここだけは見直さないとダイエット以前という話

現在ブログ引っ越し中!!

こんにちは!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
【現在ブログ引っ越し中!!】

現在、前ブログから過去の記事をリライト(書き直し)して今ご覧頂いている当サイトに引っ越し中でございます。前ブログには過去4年に渡って発信していた体作りの内容が掲載されていますので、もっとご覧になりたい方はこちらもご覧ください!


前ブログはコチラ→kinari ONLINE STUDIO(HP)

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


さて、1日1本を目標に現在過去の記事をリライトして発信をしております!今回でブログ引っ越し後13本目の記事、前ブログで書いた記事の中から


「食事制限なんて絶対無理!という人でもここだけは見直さないとダイエット以前という話」


というテーマをリライトして更新していきます。早速行きましょう!

食事制限なんて絶対無理!という人でもここだけは見直さないとダイエット以前という話

食事制限のメリットとデメリットを知りましょう

はい、こんにちは。沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。


なんやかんやで、以前の投稿から2週間経たないくらい更新が遅れてしまいました。というのも、僕のインスタグラムをご覧になって頂いている方であれば最近ちょくちょく更新している通り、またフィットネス業界に新しい風邪を吹かせるべく新会社を東京は恵比寿にて設立しました(地元は東京)。社名を


株式会社Japan Workout Academy


といいます。


そのために出張に行っていたこともあって、更新が滞ってしまいました。内容はまたサービスの本格開始が8月になるのでそこからまた色々発表していこうと思うので今回はあまり細かく書かないのですが、もしご興味のある方は僕のインスタグラム(@minami_kun0822)をご覧頂ければと思います。


で、今回の記事はというと、掲題の通り


「痩せたい!けど、食事制限は無理!でもやらなきゃいけないのは分かってる!!」


という方向けの記事でございます。


なにせ、世の中のパーソナルトレーニングジムというのはとにかく食事制限をプログラムの真ん中に置いて考えるところがほとんどなわけです。


いや、それが悪いわけじゃなくて、誤解して欲しくないのは 僕は肯定派じゃないにせよ、方法論としては、


間違いなく一番早い


わけです。もうこれは疑いようがない


とはいえ、メリットとして「痩せるのが早い」ということを挙げるとすると、当然デメリットも付きものなわけです。その代表格がやはり


リバウンド


でしょう。


制限している間は痩せるけど、元の食事に戻せばまた太る、なんていうのは考えなくても分かることではありますが、どうしても人間の心理として早く結果を出したいから食事制限をしてしまうんですね。


ちなみに、若いときは良いんですよ。それでも。皆さん心当たりあるかと思うんですけど、若いときはちょっと食事制限するだけでスッと痩せるんです。で、そこそこの年齢、例えば30代とか、もう40代まで食事制限を続けるとどうなるかっていうのは今こちらの記事をご覧頂いているその世代の方はもう体感されていることと思いますが、


食事制限をしても痩せない


という事態に見舞われること必至なわけです。

食事制限をし続けると、食事制限では痩せなくなる

「食事制限をし続けると、食事制限では痩せなくなる」


というのは、これはもう当たり前中の当たり前なわけです。簡単にそのロジックを説明すれば、まず、痩せるっていうのは以下の不等号が成立する必要があります。


摂取カロリー < 消費カロリー


もうこれは当然ですよね。食べて得るカロリーよりも動いて消費するカロリーが多ければそりゃ痩せるよねってことです。


摂取したエネルギーよりも多くの消費カロリーを使うわけだから、体の中の何かを燃やさなければならない。それが脂肪だ、と。多くの人はこういう考えの元、食事制限を実施されることと思います。


が、そのときに減っているものが本当に脂肪だけなのかという話があるわけです。残念ながらそう上手い話でもなくて、何も考えずに食事制限をしたときに一番最初に何が減るかというと、


筋肉


です。脂肪よりもむしろに無くなります。だってそうじゃないですか、


「動く」っていうのは全てが筋肉の活動なわけです。

筋肉が動くから血流もガンガン流れるわけです。

筋肉が働くから熱が発生するわけです。



だからね、簡単に言うと、筋肉があるっていうのは、


超燃費の悪いエンジンを積んでいる


っていうのとほぼ同義なわけです。要はめちゃくちゃガソリン(エネルギー)を食うっていう。で、そこで食事制限をするとどうなるかっていうと、


食事制限をする



エネルギーが入ってこない



体の中の余分なものを捨てよう



まずは筋肉からやな・・・と体は判断する



筋肉減る(脂肪よりも先に)



ということが起きます。だから、覚えておいて欲しいことは何かというと、


食事制限をすると、脂肪も落ちるけど筋肉も減る


ということです。だから、長い間痩せる手段として食事制限をし続けると筋肉も同時に減り続ける。その結果、早ければ30代半ばあたりから簡単には痩せなくなる、というロジックが完成するわけです。


ご理解頂いたでしょうか。

食事制限、無理なことする前にこれだけは見直そうポイント

①夜遅くにご飯食べてない??

というロジックがあるので、僕は一過性の食事制限で痩せさせるようなパーソナルトレーニングはもはやトレーナーの仕事じゃないと考えているわけですが、とは言え、やはり食事は基本なわけです。


なので、どんなに


食事制限は無理!!


と考えていたとしても、


ここを外してしまったらもはやダイエットもクソもない


というポイントをいくつか紹介しようと思います。


というわけでまず一つ目ですが、


「夜遅くにご飯食べてない??」


というポイントです。


基本的には「寝る3時間前には夕食は済ませる」という定説なようななんちゃらを既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、じゃあ


アタシは2時(AM)に寝るから23:00までに食べればOKね


というそういう話でもなかったりします。


これは何を根拠に言っているかというと、いわゆる自律神経というやつで、大きく


①交感神経

②副交感神経



に分かれます。それぞれは


①交感神経:簡単に言えば「活動」のための神経。基本日中はこちらが優位で、消費エネルギーもこちらの神経のときにガンガン高まる


②副交感神経:簡単に言えば「休息」のための神経。消費エネルギーは落ちていき、リラックスする夜はこちらに切り替わる


というくらいにここではご理解頂ければと思うのですが、何が言いたいかというと


副交感神経が優位なときに摂取したエネルギーは基本ため込む


ということです。だってもう体はお休みモードに入っているわけですから。


じゃあ、問題はいつ体は交感神経と副交感神経の切替が行われているのかという話ですが、基本的には


朝から日没:交感神経が優位

日没から朝:副交感神経が優位



と覚えておきましょう。もちろん、切り替わる要素はこれだけじゃないんですけど、最も基本的な切替のタイミングはこうなります。これは概日リズム(バイオリズム)といって、人間のDNAに組み込まれた仕組みでもあるわけです。


なので、中々忙しい現代人的には夕方日没までに夕食を済ませるということは難しいかもしれませんが、上記のことを理解しておくと、


朝ごはんや昼ごはんに比べて、夕食は少なくした方が良い


ということはお分かりになるかと思います。


ちなみに、僕の場合はというと、今日で言えば最後の予約が21:00ごろに終わったので、これ以降に食べれば太る一方なのは分かり切っているため、グラノーラくらいで大体済ませちゃいます。ただ、その代わり日中はかなり好き勝手食べています。

②食べる順番は気にしてる??

で、他に気を付けて欲しいことの二つ目としては


「朝ごはんはちゃんと食べた方いい」


ということ。これは血糖値の問題なんですが、食事で体型をコントロールするときには血糖コントロールがめちゃくちゃ大事です。


どういうことかっていうのをむちゃくちゃ簡単に言えば、


体に食べ物が入る



血糖値が上昇する



上がった血糖値を下げるためにインスリン(ホルモン)が分泌される



血糖値が下がる



という簡単な流れがあるわけですが、この中で大事なのが


どれくらい一気に血糖値が上がっちゃうのかって話があります。


一気に血糖値が急上昇すると、当然それを下げるためにインスリンもガンガン分泌される。血糖値も下がる。じゃあ、インスリンも分泌されなくなるかっていうとそうじゃないわけです。インスリンは上がった血糖値以上に出続ける。


ここが曲者なわけです。インスリンっていうのは、別名「肥満ホルモン」とも呼ばれますが、インスリンの特徴として


・脂肪を溜めこみやすくなる

・食欲を増進させる



みたいなことがあります。だからですね、インスリンはどうやっても何か物を食べれば出るのは当然なんですけど、如何にして余分に分泌させないかということが大事なわけです。


そこで出てくる考え方が、いわゆる


食べ順ダイエット


みたいなやつです。これを考えるときには本来的にはGI値(Glysemic Index)という、「この食べ物がどれだけ血糖値が上がりやすいか」を指標化したものがあるんですけど、要は


GI値の高いものを食べれば血糖値は上がりやすいし、GI値の低いものを食べれば血糖値が急激には上がりにくい


ということです。なので、GI値の低いものから食べましょうねってことなんですけど、現実問題的に


GI値を全て覚えるのは無理


なわけです。そこで覚えて欲しいことが二つあります。


一つは、「白いもの」は後回し


ということ。要はご飯とか、砂糖とか、小麦粉とか、こういうものはGI値が高い。なので、目の前に出されたらこういうのは後回し。


もう一つは、「マゴハヤサシイ」から先に食べる


ということ。これはGI値の低いものを分類化したときの頭文字をとっているんですけど、


マ:豆類

ゴ:ゴマなどの種子類

ワ:ワカメなどの海藻類

ヤ:野菜

サ:魚

シ:シイタケなどのキノコ類

イ:イモ類



みたいな。なので、食べ順についてはこれくらいでいいと思います。むしろあまりルールを多くすると実践できなくなるので・・。

③朝ごはん、ちゃんと食べてる??

で、気を付けて欲しいポイントの最後ですが、


朝ごはんはちゃんと食べてる??


ということです。前述の①と②の合わせ技みたいな話です。


交感神経が高いうちはむしろ食べた方がいいわけです。お仕事も頑張れない。


で、朝食べないで昼ごはんを食べると吸収が進むので血糖値が爆上がりする。



もうこれだけです。これだけなんですけど、スタジオのお客様の話とかを聞いているとどうしても朝は食べないという方が多いようです。


ただですね、朝食べれないというのは大してお腹が減ってないからじゃないですか。さっき僕の今日の夕食の話をチラッとだけ書きましたが、僕で言えば今日は昼食は16:00くらいだったと思います。で、夜はグラノーラだけ。


もう完全に朝お腹減ってるわけです。僕の場合はちょっと極端だし、今この記事を書いているのが23:00くらいなんですけど、下手に糖質とか摂っちゃうと眠たくなるのがわかっているのであまり夜は食べないようにしているのもあるんですけど、これくらいにとどめておくと明日の朝はちゃんとお腹空くわけです。


逆に言うと、朝食べれないという方は、


前の晩に遅い時間にガッツリ食べてない??


ということを疑った方がいいかもしれませんね。前の二つに比べてこのポイントについては根拠云々とかエビデンスが云々じゃなくて、もう


超一般論


的に。

要するに、普通に考えましょうよってこと

というわけで、本日もつらつらと書いてきたわけでありますが、言っていることは大した話じゃないと思うんです。簡単にまとめれば


①あまり遅い時間に夕飯を食べない

②食べる順番気を付ける

③朝ごはんはちゃんと食べる



っていう、女子高生でもそりゃそうだろって言いそうな話。他に言うとすれば、


おかし食べ過ぎない

冷たいもの飲み過ぎない



とか、もうそうゆうことばっかりですよ。まず気を付けるべきは。でも、こういう言われたら当たり前のことができないからいつの間にか脂肪を蓄えちゃってるんですよね。


ただね、今回何を分かって欲しいかっていうと、


裏技なんて無い



ってこと。糖質制限みたいなのはここで言う裏技に該当すると思いますけど、代償がつきものなわけです。こんなもん、絶対にちょっと先を見たら良いこと全然ありませんから。


そんなことより、


「それは絶対太るよね」っていう習慣を減らしていく


これだけでOKです。で、もしこれでも中々痩せないとしたら、今度は消費カロリーの方を考える。じゃあ、


筋トレしましょうか


って話になるわけですね。というわけで、皆さま、下手な食事制限をするよりもまずはご自身の基本的な食生活から見直しましょう!!


ではでは。


studio kinari ミナミ