現在ブログ引っ越し中!!
こんにちは!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。
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【現在ブログ引っ越し中!!】
現在、前ブログから過去の記事をリライト(書き直し)して今ご覧頂いている当サイトに引っ越し中でございます。前ブログには過去4年に渡って発信していた体作りの内容が掲載されていますので、もっとご覧になりたい方はこちらもご覧ください!
前ブログはコチラ→kinari ONLINE STUDIO(HP)
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さて、1日1本を目標に現在過去の記事をリライトして発信をしております!今回でブログ引っ越し後18本目の記事、前ブログで書いた記事の中から
「筋トレしてるのに効いてる気がしない?可能性①「神経」の話」
というテーマをリライトして更新していきます。早速行きましょう!
筋トレしてるのに効いてる気がしない?可能性①「神経」の話
筋肉よりも先に鍛えられるものって何か知ってる??
さてさて、本日も参りましょう!!
僕のようにパーソナルトレーナーとして長いこと活動をさせて頂くと色々な状況の方がご相談にいらっしゃるわけですが、割りと大部分の方からご相談頂く内容の一つに
「筋トレはちゃんとやってるんだけど、狙ったところに効いてる気がしないんです」
というご相談があります。
これはですね、いくつか原因と考えられるものがあります。
一番多いのは、「フォーム」の問題。これはぶっちぎりで多い原因なので、既に筋トレ経験を積んでいる方であれば少し修正してあげるだけで一気に効果が変わることが多いです。
次に、「機能解剖」的な問題。パッと言うとちょっととっつきにくい言葉ではありますが、筋肉にはそれぞれちゃんと役割があって、それの通りに動かせれば筋肉は鍛えられるわけですが、そのあたりのことを理解してないが故に効果的に動作が出来ていないという問題。これは次の記事で書こうかな。
で、これはトレーナー側の問題もかなりあるというか、このあたりのことを知らないトレーナーがトレーナー活動をしていることが問題だったりするやつで、「筋肉の成長段階」が分かっていないという問題。
今回はこの最後に挙げた問題をチョイスしてテーマとして記事を更新していくのですが、要するに、
「筋トレ初心者が、筋トレを始めて最初に鍛えられるものは何か?」
という問題です。これを分かっていないから、自分が意図していない部分に思いっきり効いてしまったりするわけですが、答えを言うと
神経
でございます。
えー、神経って。そんなことまで考えながら筋トレってしなきゃいけないの??
と思われた方。ご安心下さい。これからちゃんとご説明を致します。
僕のようにパーソナルトレーナーとして長いこと活動をさせて頂くと色々な状況の方がご相談にいらっしゃるわけですが、割りと大部分の方からご相談頂く内容の一つに
「筋トレはちゃんとやってるんだけど、狙ったところに効いてる気がしないんです」
というご相談があります。
これはですね、いくつか原因と考えられるものがあります。
一番多いのは、「フォーム」の問題。これはぶっちぎりで多い原因なので、既に筋トレ経験を積んでいる方であれば少し修正してあげるだけで一気に効果が変わることが多いです。
次に、「機能解剖」的な問題。パッと言うとちょっととっつきにくい言葉ではありますが、筋肉にはそれぞれちゃんと役割があって、それの通りに動かせれば筋肉は鍛えられるわけですが、そのあたりのことを理解してないが故に効果的に動作が出来ていないという問題。これは次の記事で書こうかな。
で、これはトレーナー側の問題もかなりあるというか、このあたりのことを知らないトレーナーがトレーナー活動をしていることが問題だったりするやつで、「筋肉の成長段階」が分かっていないという問題。
今回はこの最後に挙げた問題をチョイスしてテーマとして記事を更新していくのですが、要するに、
「筋トレ初心者が、筋トレを始めて最初に鍛えられるものは何か?」
という問題です。これを分かっていないから、自分が意図していない部分に思いっきり効いてしまったりするわけですが、答えを言うと
神経
でございます。
えー、神経って。そんなことまで考えながら筋トレってしなきゃいけないの??
と思われた方。ご安心下さい。これからちゃんとご説明を致します。
「筋肉が動く」というプロセスを知ろうの巻
で、ですよ。「神経」なんて普段あまり考えたことがないという方の方が大半かと思いますが、そもそも身体を動かそうとしたどこかしたの神経がちゃんと機能しているから動くわけです。
体が動くということを簡単に順番に説明をしていきましょう。今回は女性の多くが気になる二の腕(上腕三頭筋)を鍛えることを例にとって説明していきましょう。トレーニング種目はキックバックとしましょう↓コレ
(ちなみに、こちら僕がスタジオとは別でやっている会社で制作している筋トレ解説動画なので、是非参考にご覧ください。まだこの記事を書いている時点では正式公開ではないのですが、他にも色々動画解説をしているので、よければチャンネル登録をm(__)m)
STEP0:まず、ダンベルを手に持ち、スタートポジションにつきます。
STEP1:次に、ダンベルを持っている側の肘を後ろに伸ばそう(伸展)と「考えます」
STEP2:すると、脳から「肘を伸ばせ!」という命令が電気信号となって神経に流れ始めます。
STEP3:この命令(電気信号)が筋肉に伝わり、筋肉の収縮が始まる
STEP4:その結果として「ダンベルを持って、肘を伸ばす」という動作が行われる
という、流れが皆さんの体の中で起こっている体を動かすまでのステップになります。
さて、ここで僕がこの説明をするときによくホワイトボードに書く絵をご覧に入れましょう。

はい、こちらです(上手い下手はともかく)。これはですね、
「とある駅から電車に乗って、どこか別の目的地に向かう」
ということを今回の筋肉の動きの流れになぞらえて説明をした図になります。
沖縄の方は電車に乗らない方も多いのでもしかしたら若干イメージがしずらいかもしれませんが、まぁあくまで例なので。
それぞれが意味するところが何かというと、
□始発駅:脳
□線路:神経
□目的駅:筋肉
というわけで、まず
脳と筋肉を神経が繋いでいること
をイメージして下さい。そのレールの上に、乗客を乗せた電車が走ります。
□電車:命令
□乗客:電気信号
ということをイメージしています。どうでしょう、なんとなくイメージして頂けたらOKです。
体が動くということを簡単に順番に説明をしていきましょう。今回は女性の多くが気になる二の腕(上腕三頭筋)を鍛えることを例にとって説明していきましょう。トレーニング種目はキックバックとしましょう↓コレ
(ちなみに、こちら僕がスタジオとは別でやっている会社で制作している筋トレ解説動画なので、是非参考にご覧ください。まだこの記事を書いている時点では正式公開ではないのですが、他にも色々動画解説をしているので、よければチャンネル登録をm(__)m)
STEP0:まず、ダンベルを手に持ち、スタートポジションにつきます。
STEP1:次に、ダンベルを持っている側の肘を後ろに伸ばそう(伸展)と「考えます」
STEP2:すると、脳から「肘を伸ばせ!」という命令が電気信号となって神経に流れ始めます。
STEP3:この命令(電気信号)が筋肉に伝わり、筋肉の収縮が始まる
STEP4:その結果として「ダンベルを持って、肘を伸ばす」という動作が行われる
という、流れが皆さんの体の中で起こっている体を動かすまでのステップになります。
さて、ここで僕がこの説明をするときによくホワイトボードに書く絵をご覧に入れましょう。

はい、こちらです(上手い下手はともかく)。これはですね、
「とある駅から電車に乗って、どこか別の目的地に向かう」
ということを今回の筋肉の動きの流れになぞらえて説明をした図になります。
沖縄の方は電車に乗らない方も多いのでもしかしたら若干イメージがしずらいかもしれませんが、まぁあくまで例なので。
それぞれが意味するところが何かというと、
□始発駅:脳
□線路:神経
□目的駅:筋肉
というわけで、まず
脳と筋肉を神経が繋いでいること
をイメージして下さい。そのレールの上に、乗客を乗せた電車が走ります。
□電車:命令
□乗客:電気信号
ということをイメージしています。どうでしょう、なんとなくイメージして頂けたらOKです。
あなたの線路(神経)は普段から使ってる??
で、ですよ。皆さん、唐突な質問にはなりますが、
ラクロス
って知ってますか??そもそも何を意味している単語か分からないという方もいるかと思うので、一応イメージ画像を載せておくとこんな感じのスポーツです↓

要するにこの棒でボールを受け取ったり投げたりしてゴールを目指すスポーツなんですけど、恐らく競技人口からしてこのスポーツを実際にやったことがある、と言う方はかなり少ないのではないでしょうか。
で、ここでイメージしてみて欲しいわけです。このラクロスっていうスポーツ、先ほども説明をした通り「この棒でボールを受け取ったり投げたりしてゴールを目指すスポーツ」なんですが、どうでしょう?出来る感じしますか??
僕なんかからすると難しそうに感じますが、まぁ大部分の人がそう感じることかと思います。というか、みんな最初はそうですよね。
ボールを受けとる技術もそうですし、この棒でボールを仲間のところに正確に投げるのも難しそうなのは容易に想像が出来るじゃないですか。だから練習が必要ですよね。
で、上達レベルに差はあれども、練習していればそのうちだんだんと上達はしていくわけじゃないですか。ちょっと例が長かったんですけど、要するに
筋トレも同じことが言える
わけです。初めての動きや、これまでにあまりやってこなかった動きをするっていうのは、そもそも身体の動き方を覚えるところからスタートになるわけですが、それっていうのは筋肉の問題じゃなくて、神経の問題なわけです。
先ほどの「身体が動くまでのプロセス」の話をちょっと思い出して欲しいのですが、イメージ自体は多分出来ると思うんですよ。けど、
これを上手く体に命令を出すことができない
別の言い方をすると
どういう身体の使い方をすればいいのか分からない
という問題で、中々頭の中でイメージしている動きと同じ動きは出来ないかと思います。これが、筋肉よりも前の「神経」の問題です。
普段使っていない神経回路を使うっていうのは中々出来ないわけです。
学生時代にやっていたスポーツは恐らく10年以上たっても身体が覚えているかと思いますが、やはり時間が経つと中々昔のようには身体が動かなくなったりしますよね。同じことです。いいですか、人間の体というのはですね
使っていればどんどんと使えるようになるし、使わなければどんどん退化していく
ものです。で、その問題の一番最初は筋肉じゃなくて神経だと、こういうことが言いたいわけです。
ですので、普段使っていないような神経をいきなり使って筋トレをしようとしても、中々それは難しいわけです。だから、まず鍛えるべきは神経なんですね。
ラクロス
って知ってますか??そもそも何を意味している単語か分からないという方もいるかと思うので、一応イメージ画像を載せておくとこんな感じのスポーツです↓

要するにこの棒でボールを受け取ったり投げたりしてゴールを目指すスポーツなんですけど、恐らく競技人口からしてこのスポーツを実際にやったことがある、と言う方はかなり少ないのではないでしょうか。
で、ここでイメージしてみて欲しいわけです。このラクロスっていうスポーツ、先ほども説明をした通り「この棒でボールを受け取ったり投げたりしてゴールを目指すスポーツ」なんですが、どうでしょう?出来る感じしますか??
僕なんかからすると難しそうに感じますが、まぁ大部分の人がそう感じることかと思います。というか、みんな最初はそうですよね。
ボールを受けとる技術もそうですし、この棒でボールを仲間のところに正確に投げるのも難しそうなのは容易に想像が出来るじゃないですか。だから練習が必要ですよね。
で、上達レベルに差はあれども、練習していればそのうちだんだんと上達はしていくわけじゃないですか。ちょっと例が長かったんですけど、要するに
筋トレも同じことが言える
わけです。初めての動きや、これまでにあまりやってこなかった動きをするっていうのは、そもそも身体の動き方を覚えるところからスタートになるわけですが、それっていうのは筋肉の問題じゃなくて、神経の問題なわけです。
先ほどの「身体が動くまでのプロセス」の話をちょっと思い出して欲しいのですが、イメージ自体は多分出来ると思うんですよ。けど、
これを上手く体に命令を出すことができない
別の言い方をすると
どういう身体の使い方をすればいいのか分からない
という問題で、中々頭の中でイメージしている動きと同じ動きは出来ないかと思います。これが、筋肉よりも前の「神経」の問題です。
普段使っていない神経回路を使うっていうのは中々出来ないわけです。
学生時代にやっていたスポーツは恐らく10年以上たっても身体が覚えているかと思いますが、やはり時間が経つと中々昔のようには身体が動かなくなったりしますよね。同じことです。いいですか、人間の体というのはですね
使っていればどんどんと使えるようになるし、使わなければどんどん退化していく
ものです。で、その問題の一番最初は筋肉じゃなくて神経だと、こういうことが言いたいわけです。
ですので、普段使っていないような神経をいきなり使って筋トレをしようとしても、中々それは難しいわけです。だから、まず鍛えるべきは神経なんですね。
筋肉の成長段階の一番最初は「神経筋促通」
ここまで頑張って読まれた方はこう思う方もいるかもしれません。
え、でも私はちゃんと身体は動きますよ
と。いやまぁそうだと思います。動くと思います。本当に動かないのであればそれは機能不全で今すぐ病院に行って下さいという話なので。
まず大前提として、筋肉と神経の関係は1:1ではありません。
筋肉は細かく見ていくと筋繊維の束になっているわけですが↓

1本の神経が10本の筋繊維とつながっている筋肉もあるし
1本の神経が50本の筋繊維とつながっている筋肉もあるし
1本の神経が100本の筋繊維とつながっている筋肉もある
というように、筋肉によって神経とのつながり方は異なるわけですが、今問題となっているのは、例えば
この100本の筋繊維のうち、どれくらいが本当に働いているのか
という話です。
100本のうち10本しか働いていない筋肉よりも50本は働いている筋肉の方がよりイメージ通りに、強い筋力を発揮できると思いませんか??
これを強化するのは神経の問題であるわけです。こういう筋肉の成長段階のレベルを
神経筋促通(しんけいきんそくつう)
といいます。要するに、筋トレをするときに一番最初に鍛えられるのは神経ですよと。
筋肉のことをキチンと勉強したことがある人なら必ず見たことがある図を掲載します。↓

はい、これの一番下のレベルのことですね。
まずこのレベルがクリア出来て、その上で持久力だの、瞬発力だの、筋力だのを鍛えるという流れになるわけです。
え、でも私はちゃんと身体は動きますよ
と。いやまぁそうだと思います。動くと思います。本当に動かないのであればそれは機能不全で今すぐ病院に行って下さいという話なので。
まず大前提として、筋肉と神経の関係は1:1ではありません。
筋肉は細かく見ていくと筋繊維の束になっているわけですが↓

1本の神経が10本の筋繊維とつながっている筋肉もあるし
1本の神経が50本の筋繊維とつながっている筋肉もあるし
1本の神経が100本の筋繊維とつながっている筋肉もある
というように、筋肉によって神経とのつながり方は異なるわけですが、今問題となっているのは、例えば
この100本の筋繊維のうち、どれくらいが本当に働いているのか
という話です。
100本のうち10本しか働いていない筋肉よりも50本は働いている筋肉の方がよりイメージ通りに、強い筋力を発揮できると思いませんか??
これを強化するのは神経の問題であるわけです。こういう筋肉の成長段階のレベルを
神経筋促通(しんけいきんそくつう)
といいます。要するに、筋トレをするときに一番最初に鍛えられるのは神経ですよと。
筋肉のことをキチンと勉強したことがある人なら必ず見たことがある図を掲載します。↓

はい、これの一番下のレベルのことですね。
まずこのレベルがクリア出来て、その上で持久力だの、瞬発力だの、筋力だのを鍛えるという流れになるわけです。
今日のまとめ
ということで、前回の内容がだいぶライトな内容だっただけに今回は割りとしっかり目に書いておきましたが、このあたりをシカトしながら筋トレをすると、だいぶ自分の意図した身体とは違った身体になっちゃったりするわけです。
お尻に効かせたいのに、前モモが張っちゃったとかね。
なので、本日のまとめを最後に。
筋肉は「ある・ない」ではなく、「使える・使えない」で考える
特に初期段階はこの考え方がとっても大事になります。なので、まずは自分の意図したように体を動かすというとっても地味な筋トレになりがちなのですが、ここを怠ると後々後悔するっていう。
何でも基本が大事ってことですね。
そんなこと言ったって、私は自分の身体のどこがちゃんと使えてないのか分からないわよ!
と言う方は、それは是非プロのところに行って体を見てもらうといいかと思います。それが僕のところであれば、それはもうしっかり見させて頂きます。
というわけで、本日はここまで!ではでは。
studio kinari ミナミ
お尻に効かせたいのに、前モモが張っちゃったとかね。
なので、本日のまとめを最後に。
筋肉は「ある・ない」ではなく、「使える・使えない」で考える
特に初期段階はこの考え方がとっても大事になります。なので、まずは自分の意図したように体を動かすというとっても地味な筋トレになりがちなのですが、ここを怠ると後々後悔するっていう。
何でも基本が大事ってことですね。
そんなこと言ったって、私は自分の身体のどこがちゃんと使えてないのか分からないわよ!
と言う方は、それは是非プロのところに行って体を見てもらうといいかと思います。それが僕のところであれば、それはもうしっかり見させて頂きます。
というわけで、本日はここまで!ではでは。
studio kinari ミナミ