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【今朝のニュース 神野美伽さん「リスフラン関節症」手術へ】より、足の重要性を改めて説明しましょう

2018/12/22

こんにちは!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。

 
 

当スタジオも本日より仕事納めまで残り1週間となりました!1227日まで通常営業、28日は大掃除)


 

ありがたいことに年末まで激混み状態の当スタジオですが、体調を崩されてなんやかんや一日一人くらいのペースで予約キャンセルも入っていますので、皆さんせっかくの年末年始に風邪で寝正月になったなんてことにならないようにお気をつけくださいね!!(自戒)

 

【今朝のニュース 神野美伽さん「リスフラン関節症」手術へ】より、足の重要性を改めて説明しましょう

「足」はケアしないとやっぱりこうなるって話


 

さてさて、本日も朝から記事の更新に参ろうかと思いますが、今朝家を出る前にニュースを見ていたら、こんなニュースを目にしました。


 

プライムニュースイブニング 神野美伽(53)手術へ 足の骨に穴が開き激痛が走る「リスフラン関節症」とは?


 

僕自身、こちらのニュースの神野美伽さんのことは存じ上げなかったのですが、ニュースのテーマである「リスフラン関節症」、思わず準備をしながらテレビを見てしまいました。


 

「足から脚を作るトレーナー」の僕にとっては専門分野なので新しい言葉ではありませんが、日常生活の中で聞く言葉ではないので「むむっ?」となるわけで、


 

僕のブログ(旧ブログの方)でも何回か足のことは取り上げているのですが、いい機会なので改めて是非皆さんにも知っておいて欲しいなと。


 

足って結構たくさん関節があるって、恐らく一般の方はご存知ないかと思いますが、例えば


 

「人間の体にある関節っていくつ答えられる??」


 

と質問したとすると、股関節をはじめ、膝や手首、足首くらいが思いつくところではないでしょうか。

 


全っっっ然
足りません(マジで)。それじゃ人間の体は機能しません。

 


というわけで、今回のリスフラン関節って一体どこなの?ということですが、下の図をご覧いただきましょう。

 

 

はい、どうでしょう。多分書いてある関節一個も聞いたことがないのではと思います。

 


僕も実際この仕事をするまで一切知りませんでした(むしろトレーナーやってたって知らない人は知らない)。

 


へぇ、こんな関節があるんだ

 


と思って頂ければここではOKなのですが、別に今回の記事でリスフラン関節に関してめちゃくちゃ詳しくなってもしょうがないので、何を知って欲しいかって

 


改めて足のこと、ちゃんと考えよう

 


って記事です。

 

「足は体の土台」もう皆さんなら理解してるよね??

 

はい、当スタジオのお客様であれば一度は僕から聞いたことはあるであろう「足は体の土台」という話で、ここで改めて人間の体を見てみましょう。

 

 

改めて見るほどの画像でもありませんが、当たり前に二足で立っています。ということは、

 


皆さんの体重を支えているのは、今回のテーマである「足」であるということを改めて認識して下さい。

 


いや、そりゃそうだろ!!

 


と思われるかもしれませんが、もし現時点で僕の言いたいことがまだ推測出来ない方であればこの先もお読みください。(なにせそれほどに足の話は一日一回くらいは誰かには話しているので・・)

 


足って、どういう構造か知ってる??

 

まず、足の骨って一足で何個あるかご存知でしょうか??

 


早速答えを言いますが、一足の骨の数は

 


28
(種子骨を入れないと26個。僕は大体28個とお伝えしています)

 


です。

 


まだあまりピンときていない人のために、次の質問。全身でいくつの骨があるかご存知でしょうか??

 


はい、こちらは206です。

 


一足の骨の数は28ということは、両足で56個。

 


206
個中56個ですので、4分の1を足が占めているわけですね。

 


ここでちょっと目線を自分の脚元に落としてみてください。めちゃくちゃ狭いですよね。

 


ここに全身の骨の4分の1が集まっています。

 


おおぅ、確かにちょっとスゴイ

 


という反応があったらちょっと嬉しい。

 


で、この片足28個の骨ですが、どうやってつながってるかって、それらの骨をつなげているのが筋肉だとか靭帯だとかの組織なわけです。

 


つまり、体の他の部分と同様に、足も筋肉が弱くなるとどんどん崩れていくわけですね。(例えば、骨盤が歪む、なんていうのも骨盤周りの筋肉のアンバランスさからきてるのと同じで)

 


じゃあ、この足の筋肉が弱くなってくるとどうなるかって、僕ら足の専門家が真っ先にチェックするのが「アーチ構造」です。

 


足のアーチって、これも僕のスタジオにいらしてるお客様はもうご存知ですね。三つあります。これもまず画像を見ましょう。

 

 

    内側縦アーチ(土踏まず)

    外側縦アーチ

    横アーチ

 

の三つです。

 


足の筋肉が弱くなると、このアーチ構造が崩れます。

 


だからどうしたって、アーチが崩れるとまず足自体に色んな症状が出ます。自分がどれだけ当てはまるかちょっとチェックしましょう。

 

外反母趾(がいはんぼし:親指が内側に入ってるやつ)

内反小趾(ないはんしょうし:小指が内側に入ってるやつ)

偏平足(へんぺいそく:土踏まずがなくなってペタッとなっている状態)

足底腱膜炎(そくていけんまくえん:割と多いのが朝起きて立ち上がると足の裏が痛い)

魚の目やタコ

陥入爪(かんにゅうそう:いわゆる巻き爪)

 

みたいなところが一般的によく見られるものです。どうです?多分何個かは当てはまるんじゃないでしょうか。

 


こういった症状が見られる方は、ご自身の足のアーチ構造が崩れていることを疑った方がベター。

 


放っておくと、全身に症状が広がっていきます。例えば、

 

・膝の痛み

・ふくらはぎがパンパンになる

・足が疲れやすい

・腰の痛み

・肩こり

・頭痛

 

などなど、一見関係なさそうなところに色々出ちゃうわけです。だって、

 


「足は体の土台」


 

ですから。家の土台が傾くと、家自体が傾くのと同じです。まだそうなっていない?

 


あぁ、それはただのラッキーです。ラッキー

 


出来れば早めの対処をされた方がいいかと思います。

 

どうしてアーチが崩れると全身に症状が出るの??

 


足のアーチというのは、いくつかの役割があります。

 

    クッション作用(足が着地したときの衝撃を吸収する)

    バネ作用(次の一歩を踏み出す力)

    安定作用(片足でも倒れない安定性)

 

という三つです。

 


で、この中で覚えておいて欲しいのが①のクッション作用②のバネ作用の二つ。


 

まず、体重が足にかかると①のクッション作用が働いて皆さんの体重をアーチ構造で支えてくれます。

 

次に、②バネ作用で次の一歩を踏み出すためにまたアーチ構造が戻ります。

 
 

皆さんがご存知でもご存知でなくても人間はこんなことを繰り返して歩いているわけですね。

 


じゃあ、逆にこのアーチが崩れるとどうなるかって、クッションもバネも作用しないわけです。


 

一件関係ない話なんですけど、「ホッピング」っていう遊具、知ってますか??


 

これです。

 

 

はい、一回くらいやったことありますよね(たぶん)

 


アーチ構造の崩れた足というのは、要はバネがぶっ壊れた状態のホッピングで遊んでいるのと同じです。

 


すると、どうなりますか??

 


ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン!!!!!

 


と、たんなる棒で一生懸命飛び跳ねている状態なわけです。もはや竹馬一本で頑張ってもいいんじゃないかっていう話です。


 

衝撃半端ねえ・・・

 


って思って頂ければいいのですが、それと同じことが、アナタの足にも同じことが起きてますよと。そういう話です。

 


ちなみに、人間の足にかかる衝撃というのは

 

歩行時に1.2

ランニング時に3

ジャンプして着地時に5

 


です。例えば60kgの人であれば

 

歩行時に72kg

ランニング時に180kg

ジャンプして着地時に300kg

 

という計算です。

 

つまり、一日1,000歩歩いたとしたら72kg×1,000で、なんと

 
 

72トン


 

の衝撃が足に加わっているわけですね。

 


こんだけの衝撃を受け止めてくれている足、ケアしたいと思いません??

 


というか、ケアしないとヤバいことになるんじゃないかって思いません???

 

さぁ、インソールを買おう!!

 

さて、今朝のニュースの話から最終的に宣伝になりそうな今回の記事ですが、(間違っても最初からそれが目的で書き始めたわけではないので悪しからず。足だけに

 


そこで登場するのが「インソール」なんですね。

 


要は靴の中敷きです。

 


脚(足)の専門家であるわたくしミナミです。実は

 


オーダーメイドインソール屋さん(詳細はコチラ→The Foot Okinawa

 


もやってるってご存知でしたでしょうか??

 


とはいえ、割と高額商品なので積極的に勧めることはしていないのですが、ここまでの超長文をご覧頂いた皆さんであれば、足裏をケアするために何が必要か知りたいことかと思いますので、

 


ごくごく簡単に(本当に)説明致しましょう。要は、

 


ただ靴の中に入れるだけで

 


何の苦労もせずに

 


足の崩れが直っちゃう

 


それが、インソール

 


あら素敵!!

 


ということで、詳しい説明は僕のやっているオーダーメイドインソール「The Foot Okinawaをご覧頂ければある程度のことは書いてあるので是非そちらをご覧頂ければと思います。

 


ただ、一点だけ問題があります。

 


値段が高い

 


この一点につきます。

 


オーダーメイドでインソールを作るというのはもちろんメーカーによって差があるにせよ

 


大体2万~5万(マジで高いところだと10万)くらいが相場

 


です。

 


でも本当にそれだけの価値があるんですけどね。最近も50代の夫婦のお客様が、全身の色んな症状が出てる原因が足にあるんじゃないかということで一足ずつ購入されていきました。

 


ちゃんとカウンセリングをして、今の状態と放っておくとこれからどうなるという説明をすると多くの方が購入して下さるのですが、まぁ高いことは間違いないわけで(ちなみに僕のところでは25,000円)、

 


全ての人におススメしたい気持ちは山々ではありますが、

 


いやー、それだと中々アタシには簡単に手が出せないわ・・・

 


と、おっしゃられるのも無理はないというのも重々承知しているわけです。

 


が!そこのアナタに朗報があります!

 


なんと!今回スタジオで

 


低価格!でも、とっても有用!!なインソールの導入を始めました!!

 

(ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾!!!)

 


なんとお値段ぐっと下がって一足4,800!!

 


完全にフィットするかと言われるともちろんそこはオーダーメイドには及ばないわけですが、それでも一度フィッティングさせて頂ければ思わず

 


(あっ なんか違う・・・)

 


となる人もかなり多くいらっしゃるかと思います。

 


こればかりは実際に使ってみないと何とも言えないところですのでここでは多くは語らず、興味がある方はスタジオにいらっしゃった時か、ご連絡頂ければと思います。

 


ワタクシが責任を持ってフィッティングをして差し上げましょう

 


というわけで、最後は完全なる宣伝記事となりましたが、インソール自体もそもそもは現代人である我々は使用するに越したことはないし、この記事の前半部分だけ読んで頂いて足の重要性を少しでも分かって頂ければと思います。

 


というわけで今回は珍しく

 


4,000
字超え

 


の中々長文の記事になりましたが、最後までお付き合い頂きありがとう御座いました。

 


年末までもう少し、気合で乗り切りましょう!!

 

studio kinari ミナミ