遅筋?速筋?赤筋?白筋?じゃあ、インナーマッスルは??
2019/03/09
はい、おはようございます!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。
沖縄、ここ数日で一気に寒くなりましたね。謎です。
やっと冬らしい気候になったというか、一年の中で暖かい時期の方が長い沖縄なので、それはそれで問題ないっちゃ問題ないのですが、
寒くなると、お客様の足もどうしても遠のく
というのもこの業界の特徴です(だって寒いと外にも出たくなくなるし、肌も出さなくなりますもんねぇ・・)
でも、実際は暖かくなったときにやり始めるのはちょっと遅いんですけどね。(つまりやるなら今がチャンスだよ!ってこと)
さて、毎度おなじみの冒頭の雑談はこれくらいにしておいて、本日はなんのこっちゃ分からないタイトルですが、当スタジオではガチで「トレーニングはパーソナルトレーニングに通い続けるもんじゃなくて、やり方を覚えて自分でやるもんだ」ということを創業当初からずっと言い続けてるわけですが(別にキレイごとでもなんでもなくて、これが自分の中の正義)、
こういうことを真面目に取り組んでいた結果、当スタジオでは「マスターパック」というオプションまで作って、お客様皆さんに人体の仕組み、筋肉の仕組み、トレーニングやストレッチ、栄養に至るまで必要な情報を網羅して日々お伝えしているわけですが、
当然、全部が全部お伝え出来るかというとお伝え出来る内容には限りがあるわけで、そんな中で今回は僕が勝手に「そろそろこうゆう質問がお客様の中から出てもいいのにな」と思うことをテーマにして記事を書いていきたいと思います。
というわけで本日も本題に入っていくわけですが、皆さん人生で一度くらいはこの「遅筋(ちきん)」とか「速筋(そっきん)」とか「赤筋(せっきん)」とか「白筋(はっきん)」みたいな言葉はどこかしらで聞いたことがあるのではないでしょうか?
全く聞いたことないよ!という人のために説明をしておくと、
■「遅筋」と「赤筋」は同じで「筋持久力」
■「速筋」と「白金」は同じで「筋肥大」
というもはや知らない人にとっては呪文のようなことを書きましたが、要するに筋肉の種類のことです。
筋持久力というのは、簡単に言えばそのまんま「持久力に長けた筋肉」のことで、筋肥大というのは「瞬発力に長けた筋肉」、というくらいの認識でOKでしょう。
で、見た目を気にしてトレーニングをしている人にとってはこの分類というのはちゃんと頭に入れておく必要があるので、僕のスタジオでは必ず最初の方に説明することの一つではあるのですが、「自分がなりたい体」によってはこの二つの筋肉で付ける筋肉が異なります。
僕がよく出す例で、「マラソン選手と短距離走の選手」という例があるのですが、パッと思い浮かべて下さい。
マラソン選手は比較的体は引き締まっていて細く、短距離走の選手はマッチョだったりする場合が多いと思いません?
つまり、マラソン選手にとって必要なのは長く長時間走れる「筋持久力」で、短距離走の選手にとって必要なのは一瞬の瞬発力が必要とされる「筋肥大」であうということです。
まず、ここまではOKですか??
で、ここまでちゃんと理解してくださった方は
「じゃあ私が足を細くするためには筋持久力の筋肉をつければいいのね!」
と思ってくれたらそれは正解。
じゃあ、それぞれどうやって鍛え分けるのかという話ですが、これは
「〇回〇セット」
みたいな話で、実はこれ科学的根拠を持ってそれぞれの筋肉を鍛えるための回数・セット数というのは既に分かっているわけです。それが、
■筋持久力:12~20回(RM)・2~3セット・30~45秒のインターバル
■筋肥大:8~12回(RM)・3~6セット・60~90秒のインターバル
という数字たちなのですが、これはもうそのまま頭に入れて下さい。今日の話の本筋はここではないのであまり詳しくは書きませんが、これは超超超基本数字です。
まずはこれを念頭に筋トレの回数であるとかセット数というのは設定するわけです。
で、本題はここから。「インナーマッスル」ってなに?鍛え方は?という話です。
実は、この「インナーマッスルってなに?」というテーマ自体は以前もブログのテーマとしては取り上げているんですけど、例えば皆さん肩を触ってみてください。
はい、触りました??今触ってくれた筋肉が「三角筋」という筋肉で(多分)、こういった筋肉は表層筋(ひょうそうきん)と言います。アウターマッスルとも言いますね。
で、この外側からはなかなか触れることが出来ない、もっと奥にある筋肉があります。これがインナーマッスル・深層筋(しんそう筋)です。
肩のインナーマッスルといえば、「回旋筋鍵盤(かいせんきんけんばん)」なのですが、具体的な筋肉名で言うと「棘上筋(きょくじょうきん)」「棘下筋(きょくかきん)」「小円筋(しょうえんきん)」「肩甲下筋(けんこうかきん)」という四つの筋肉で構成されています。(覚える必要なし。ただし五十肩とかの人はこのへんの筋肉が問題だったりする)
これらを肩のインナーマッスルというのですが、これらインナーマッスルというのはアウターマッスルよりもより深い位置(骨に近い位置)にあるので、関節を支える(動きを正常に保つ)ために存在します。
例えば、肩を大きく動かすために使われるのが三角筋だとすれば、肩が外れないように支えてくれているのが回旋筋鍵盤というイメージです。
あとは、姿勢を維持するためにずっと働いてくれたりもします。
で、今日お話ししたかったテーマにやっとたどり着いたのですが、ちゃんとここまで理解してくださった皆さんの中に
「インナーマッスルは筋持久力と筋肥大、どちらの鍛え方をすればいいの?」
という質問が出てきていたら、なかなか鋭いですね、と言わざるを得ないわけです。
筋肉について頭を使うのはこういうときですね。
いいですか、ちゃんとここまでの話が整理できている人であれば実は自分で正解を導き出せるわけですが、先ほども書いたとおり、インナーマッスルというのは簡単に言えば
「骨格を支えている」わけです。
ですので、一瞬だけ力を発揮(瞬発力)すればいいような「筋肥大系の筋肉ではない」ということをこの時点で分かっていたら超優秀。
ですので、インナーマッスルを鍛えるときには「筋持久力(遅筋・赤筋)」の鍛え方をしなければいけないんだな、ということなんですね。
今回はこういう話です。
去年の夏くらいに、毎日早朝に起きてとにかくブログの更新を半分趣味でやっていた時期があるのですが、もう最後の方とかネタがなさ過ぎて超マニアック筋肉の説明とかしていたのですが、インナーマッスルにもたくさん知っておいた方がいい筋肉はあるので、しばらくそういったのを紹介しようかな・・・
というわけで今回はこんな感じ。
ではでは。
studio kinari ミナミ
沖縄、ここ数日で一気に寒くなりましたね。謎です。
やっと冬らしい気候になったというか、一年の中で暖かい時期の方が長い沖縄なので、それはそれで問題ないっちゃ問題ないのですが、
寒くなると、お客様の足もどうしても遠のく
というのもこの業界の特徴です(だって寒いと外にも出たくなくなるし、肌も出さなくなりますもんねぇ・・)
でも、実際は暖かくなったときにやり始めるのはちょっと遅いんですけどね。(つまりやるなら今がチャンスだよ!ってこと)
さて、毎度おなじみの冒頭の雑談はこれくらいにしておいて、本日はなんのこっちゃ分からないタイトルですが、当スタジオではガチで「トレーニングはパーソナルトレーニングに通い続けるもんじゃなくて、やり方を覚えて自分でやるもんだ」ということを創業当初からずっと言い続けてるわけですが(別にキレイごとでもなんでもなくて、これが自分の中の正義)、
こういうことを真面目に取り組んでいた結果、当スタジオでは「マスターパック」というオプションまで作って、お客様皆さんに人体の仕組み、筋肉の仕組み、トレーニングやストレッチ、栄養に至るまで必要な情報を網羅して日々お伝えしているわけですが、
当然、全部が全部お伝え出来るかというとお伝え出来る内容には限りがあるわけで、そんな中で今回は僕が勝手に「そろそろこうゆう質問がお客様の中から出てもいいのにな」と思うことをテーマにして記事を書いていきたいと思います。
遅筋?速筋?赤筋?白筋?じゃあ、インナーマッスルは??
そもそも、遅筋とか速筋とか、なんのこっちゃ
というわけで本日も本題に入っていくわけですが、皆さん人生で一度くらいはこの「遅筋(ちきん)」とか「速筋(そっきん)」とか「赤筋(せっきん)」とか「白筋(はっきん)」みたいな言葉はどこかしらで聞いたことがあるのではないでしょうか?
全く聞いたことないよ!という人のために説明をしておくと、
■「遅筋」と「赤筋」は同じで「筋持久力」
■「速筋」と「白金」は同じで「筋肥大」
というもはや知らない人にとっては呪文のようなことを書きましたが、要するに筋肉の種類のことです。
筋持久力というのは、簡単に言えばそのまんま「持久力に長けた筋肉」のことで、筋肥大というのは「瞬発力に長けた筋肉」、というくらいの認識でOKでしょう。
で、見た目を気にしてトレーニングをしている人にとってはこの分類というのはちゃんと頭に入れておく必要があるので、僕のスタジオでは必ず最初の方に説明することの一つではあるのですが、「自分がなりたい体」によってはこの二つの筋肉で付ける筋肉が異なります。
僕がよく出す例で、「マラソン選手と短距離走の選手」という例があるのですが、パッと思い浮かべて下さい。
マラソン選手は比較的体は引き締まっていて細く、短距離走の選手はマッチョだったりする場合が多いと思いません?
つまり、マラソン選手にとって必要なのは長く長時間走れる「筋持久力」で、短距離走の選手にとって必要なのは一瞬の瞬発力が必要とされる「筋肥大」であうということです。
まず、ここまではOKですか??
それぞれ鍛え分けが出来るという話
で、ここまでちゃんと理解してくださった方は
「じゃあ私が足を細くするためには筋持久力の筋肉をつければいいのね!」
と思ってくれたらそれは正解。
じゃあ、それぞれどうやって鍛え分けるのかという話ですが、これは
「〇回〇セット」
みたいな話で、実はこれ科学的根拠を持ってそれぞれの筋肉を鍛えるための回数・セット数というのは既に分かっているわけです。それが、
■筋持久力:12~20回(RM)・2~3セット・30~45秒のインターバル
■筋肥大:8~12回(RM)・3~6セット・60~90秒のインターバル
という数字たちなのですが、これはもうそのまま頭に入れて下さい。今日の話の本筋はここではないのであまり詳しくは書きませんが、これは超超超基本数字です。
まずはこれを念頭に筋トレの回数であるとかセット数というのは設定するわけです。
で、本題はここから。「インナーマッスル」ってなに?鍛え方は?という話です。
インナーマッスルってなに??
実は、この「インナーマッスルってなに?」というテーマ自体は以前もブログのテーマとしては取り上げているんですけど、例えば皆さん肩を触ってみてください。
はい、触りました??今触ってくれた筋肉が「三角筋」という筋肉で(多分)、こういった筋肉は表層筋(ひょうそうきん)と言います。アウターマッスルとも言いますね。
で、この外側からはなかなか触れることが出来ない、もっと奥にある筋肉があります。これがインナーマッスル・深層筋(しんそう筋)です。
肩のインナーマッスルといえば、「回旋筋鍵盤(かいせんきんけんばん)」なのですが、具体的な筋肉名で言うと「棘上筋(きょくじょうきん)」「棘下筋(きょくかきん)」「小円筋(しょうえんきん)」「肩甲下筋(けんこうかきん)」という四つの筋肉で構成されています。(覚える必要なし。ただし五十肩とかの人はこのへんの筋肉が問題だったりする)
これらを肩のインナーマッスルというのですが、これらインナーマッスルというのはアウターマッスルよりもより深い位置(骨に近い位置)にあるので、関節を支える(動きを正常に保つ)ために存在します。
例えば、肩を大きく動かすために使われるのが三角筋だとすれば、肩が外れないように支えてくれているのが回旋筋鍵盤というイメージです。
あとは、姿勢を維持するためにずっと働いてくれたりもします。
インナーマッスルってどうやって鍛えればいいの??
で、今日お話ししたかったテーマにやっとたどり着いたのですが、ちゃんとここまで理解してくださった皆さんの中に
「インナーマッスルは筋持久力と筋肥大、どちらの鍛え方をすればいいの?」
という質問が出てきていたら、なかなか鋭いですね、と言わざるを得ないわけです。
筋肉について頭を使うのはこういうときですね。
いいですか、ちゃんとここまでの話が整理できている人であれば実は自分で正解を導き出せるわけですが、先ほども書いたとおり、インナーマッスルというのは簡単に言えば
「骨格を支えている」わけです。
ですので、一瞬だけ力を発揮(瞬発力)すればいいような「筋肥大系の筋肉ではない」ということをこの時点で分かっていたら超優秀。
ですので、インナーマッスルを鍛えるときには「筋持久力(遅筋・赤筋)」の鍛え方をしなければいけないんだな、ということなんですね。
今回はこういう話です。
去年の夏くらいに、毎日早朝に起きてとにかくブログの更新を半分趣味でやっていた時期があるのですが、もう最後の方とかネタがなさ過ぎて超マニアック筋肉の説明とかしていたのですが、インナーマッスルにもたくさん知っておいた方がいい筋肉はあるので、しばらくそういったのを紹介しようかな・・・
というわけで今回はこんな感じ。
ではでは。
studio kinari ミナミ