ストレッチ、「伸びろー」は「伸びない」という話

2019/03/11

おはようございます!沖縄那覇のパーソナルトレーニングスタジオstudio kinariのミナミです。


3月も3分の1が過ぎました!皆さんどうお過ごしでしょうか??


この時期のパーソナルトレーニングは他の月に比べてちょっと落ち着き気味で、特にここ数日は寒くなってきたせいか皆さんちょっと消極的になる時期かもしれませんね。


当スタジオにいらっしゃっているお客様方も、お子様の卒業式や入学式などいろいろとお忙しいのは耳にしていますが、もう


一瞬で


暖かくなって、あー、痩せなきゃ・・


と思う時期が来ますよ!ちなみに、この時期の傾向はどちらかというとダイエット目的のお客様よりも腰痛や姿勢など、痛みからパーソナルトレーニングを求める方が増える傾向にある気がします。



僕に関していえば、むしろ他ジムさんのようにゴリゴリの食事制限をかけたりする等のサポートはどちらかというと苦手(というよりもさせたくない)なので、体の仕組みに基づいたアドバイスをしていく方が得意ではあるので問題ないのですが。



というわけで今回もいきましょう!

ストレッチ、「伸びろー」は「伸びない」という話


はい、というわけで今回も話を進めていくわけですが、皆さん「ストレッチ」ってやってますか??


ストレッチそのものの効果は皆さんなんとなくご存知かとは思いますので「ストレッチってどんな効果があるの?」みたいな話はちょっと別の方にお任せしようと思いますが(もはやそれくらいの話はちょっと調べればいくらでも出てくるというところもあるので)



僕の方ではタイトルにある通り



ストレッチ、「伸びろー」は「伸びない」



という一見すると意味不明な話を進めていこうと思います。

脳から筋肉に出る命令は一種類しかない


で、ストレッチというと皆さん筋肉を「伸ばす」ことをイメージされるかと思うのですが、ここで大事なことを一つ。


脳から出る筋肉の命令は一種類しかない



ということです。


「え、筋肉って伸びたり縮んだりするんじゃないの?」


と思ってくれた人はナイスリアクション


実は脳から筋肉に出る命令というのは



「縮め!(収縮しろ!)」


という一種類しかありません。


こういった話をスタジオのお客様にお話しをしていると


「でも、肘を伸ばしているときは明らかに自分の意志でやってませんか?」


という質問が出てきたりします。おっしゃる通りです。


でも、この肘を伸ばす(伸展する)という動作を行うとき、どこの筋肉が主働(メインで)働いているかというと


上腕三頭筋(いわゆる二の腕のたぷたぷ)が縮んでいるが故に肘が伸びている


ということになります。


決して、上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)が伸びた結果肘が伸びたんじゃないんですね。


この「肘を伸ばす」という動作をするときの上腕三頭筋(二の腕のたぷたぷ)と上腕二頭筋(力こぶ)のそれぞれの動きを



上腕三頭筋:短縮性収縮(筋肉が縮みながら力を発揮している)
上腕二頭筋:伸張性収縮(筋肉が伸びながら力を発揮している)


といいます。トレーニーの方であれば、「エキセントリック動作」「コンセントリック動作」「ポジティブ動作」「ネガティブ動作」という言い方をした方が分かりやすいかもしれません。

筋肉は意識すると縮む



ということで、基本的に筋肉というのは縮みたがる性質を持っているわけですね。なんせ命令がそれしかないわけですから。


で、あるからして、例えば筋トレをするときというのは如何に「筋肉を収縮させて力を発揮するか」ということが大事かという話になるわけですが、より筋肉を収縮させるためには使っている筋肉を「意識」することが大事になってくるわけです。


使う筋肉を意識すれば意識するほど筋肉の動員率が高まって効果が高まることを「意識性の法則」と言ったりするわけですが、つまり、筋肉は意識するとより収縮しやすくなるわけです。


でも、この最近ではよく知られる法則って、ストレッチの時には邪魔だっていう話です。



つまりですね、


ストレッチ(筋肉を伸ばす)したい



「伸びろー」と伸ばしたい筋肉を意識しながら一生懸命伸ばそうとする


すると、意識された筋肉は収縮して伸びない


という流れになるわけです。


だから、例えばヨガの先生とかで僕も昔はよく色んなスタジオにもお邪魔させて頂きましたが、


「はーい!じゃあ、ここの筋肉が伸びていることをよーーーーく意識してーーーーー」


という指示を出される先生がいらっしゃるのですが、こういった方ははっきり言って


勉強が足りません


伸びません


だから、ストレッチをするときは逆に


「筋肉を伸ばすことを意識しない


ということが大事なわけです。


「筋肉を伸ばすのに、伸ばす筋肉は意識しない」


一見難しそうに見えるかもしれませんが、別に難しくありません。例えば、前屈をするときに一生懸命ハムストリングス(ふとももの裏)を伸ばそうとすると伸びませんが、手を床に着ける面積を多くしようと頑張ると逆にハムストリングスはさっきよりも伸びたりします。


本当に?と思った方は是非試してみて下さい。本当は僕が近くにいるとこういったことは一瞬で実感させてあげられるのですが・・・


今回はこういう話です。大事なことなのでもう一度。

「筋肉は伸ばそうとすると、伸びない」


はい、覚えていただけたでしょうか。


今日は月曜日!皆さん今日から一週間頑張っていきましょう!!


ではでは


studio kinari ミナミ